2018年03月20日

page04 ラジオとキッチン


こんにちはyupicaです
Lumioluluの世界へようこそ
オープニング.png
ごゆっくりどうぞです☕(*´艸`*)




3月も中頃となり春らしい恰好をしたいな🌷
なんて思う今日この頃ですが…
雪国.png
まだまだニットの帽子が手ばせない!(>_<)
そんな雪国暮らしのyupicaなのでした




では
物語をのぞいてみましょう









前回はマシェロのためにベルを作ったユピカ🔔
夕焼けと2.png
一方マシェロは…
ユピカに青い花を摘んでプレゼントしたのでした



やんわり距離の縮まりつつある1人と1匹ですが…
打ち解けるにはまだ時間が掛かりそうね




さて今回はどんな素敵な事が起こるのかしら?






それでは
物語の世界へ・・・





♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦






明け方の静かな海・・・
海沿いを歩く1匹の羊の姿がありました


白い美しい毛並みに森の様に深い緑の瞳
朝焼けの海.png
首元にはバラの飾りのついた可愛らしいベル

それは海風が吹くたびに
コロンと優しい音を立てるのでした





彼の名前はマシェロ
マシェロ1.png
雪の様に真っ白だからとユピカが呼んだ名前

それはすっかりマシェロの体に馴染み、ずっと昔からそう呼ばれていたような感覚にさえなるのでした







やがて海岸を進んでいくと・・
見えてきたのは1軒の家
ホーム.png
彼女が「ホーム」と呼んでいる場所…

それはマシェロにとっても
特別な場所になりつつありました





朝日を浴びたホームは想像以上にずうっと美しく
思わず笑みがこぼれました
朝焼けのホーム.png
「ふふん♪」
マシェロが踊るようにステップを踏むと



コロン・・・と

空に向かって音が浮かんで消えていきました








庭へ降りていくと…
聞こえてきたのは賑やかなしゃべり声
庭に降りると.png
"アレか…"


マシェロはうんざり顔を作ると
その音の元へ近づいていきました

ユピカが「ラジオ」と言っていたアレ




"この完璧で静かな世界をぶち壊すものを
わざわざ持ち込むなんて!"

マシェロには到底理解のできないことでした








―――――一方ユピカは
庭先で家具作りに打ち込んでいました
ラジオ.png
作業のお供は大好きなラジオ






聴いているのは
先日見つけたお気に入りの番組
マジカルクラフト.png
遠い世界の魔術を使ったクラフトを教えてくれる番組にユピカはすっかり夢中なのでした


"こんなに楽しくて
自分の知らない世界があったなんて…!"









「懲りないね。
いや・・・飽きないね」




突然の声
ユピカがビックリして振り向くと…

そこにはいつも通り気怠そうな表情のマシェロ
不機嫌なマシェロ.png
何か失礼なこと言われた気がするけれど…
そんなのもう慣れっこだわ




「なにかご用?」

ユピカは悠然と笑顔を作って構えるのでした







マシェロは顎でスピーカーを指すと言いました

「…それ。そんなに楽しい?」
不機嫌なマシェロ2.png
マシェロは相変わらずラジオの存在が理解できない様で、何かとチクチク文句をつけてくるのでした

私が一人で楽しそうにしてるのが
気に食わないだけかもしれないけど…






ユピカはにっこり笑うと答えました 

「とっても楽しいわよ」
楽しいけど.png
「知らないことをたくさん教えてくれるし
音楽はどれも素晴らしいしね」






マシェロが何か言い返そうとした
そのとき…


「ちょっと待って。占いが始まったから!」

背を向けて.png
楽しみにしていたコーナーが始まった様でユピカは
すっかりマシェロに背を向けてしまったのでした






"あーあ。楽しそうにしちゃってさ"
ラジオを睨んで.png
マシェロは座り込むと横目でラジオを睨むのでした

耳を澄ますと…
やっぱり耳障りなしゃべり声





「・・・そんなあなたにオススメなのは料理!
美味しいものを食べて運気アップを目指してね

それではまた明日~♪」







どうやら番組が終わったようで
今更こちらにやってくるユピカ

無視を決め込もうとしたマシェロでしたが・・・
頑張る.png
「ねぇマシェロ!わたし決めた!
お料理作る!」

突然の大声に思わず反応してしまったのでした






そこには…
キラキラとやる気に満ちたユピカの姿
精々がんばれ.png
ホームの建築以来見る眩しい笑顔に…

「・・・。精々頑張ってね」



どうでもいいよと
呆れた様子で返事をするマシェロなのでした









こうして突如始まった
ユピカのお料理で運気アップ大作戦


まず真っ先に向かったのは庭の段々畑
畑.png
畑ではまるまると太った野菜たち
収穫の時を待ちわびていました

にんじんにジャガイモに小麦に…
これだけあれば何でも作れそうね✨





それから草原に出ると…
牛さんにご挨拶🐄
🐄.png
「畑で採れた美味しい小麦と
牛さんのミルクを交換してくださいな♪」


悪い話じゃないでしょう?








こうして集めた材料を持ってユピカが向かったのは…
完成したばかりのキッチン
キッチン.png
窓から差し込む優しい光
ユピカはにっこりと笑いました
                                                      

                 
葉っぱのアーチをくぐると…
目の前には木製のカウンター
キッチン グリーン.png

キッチン カウンター.png
小さな椅子に大切に育てた植物たち

大好きなものを並べた場所は
眺めているだけで幸せな気分になりました





キッチンの奥には小さな収納スペース
キッチン 収納.png
何があるのか忘れないようにメモはしっかり!




水道とかまどは窓辺に設置
外の景色を眺めながら料理するのって素敵でしょ?
キッチン イスと本棚2.png
この本やイスはこれから料理の勉強をする予定で作ってみたのだけど…

素敵なレシピで一杯になるといいな







満足げにキチンを見渡すと・・・
ユピカはご機嫌で料理を始めたのでした
お料理開始.png
一体どんな美味しいものを
作ってくれるのかしら?


楽しみだわ













そして
すっかり辺りが暗くなった頃・・・


美味しそうな匂いにマシェロは目を覚ましました
目が覚めると.png
カチャカチャという食器の音に楽しそうな鼻歌





何事かとあたりを見渡すと…

ご機嫌で夕ごはんの支度をする
ユピカの姿がありました

ディナー3.png
「マシェロ、おはよう。
いま準備しちゃうから待っててね。」


そう言うと
ユピカはパタパタと家の中へと入っていきました






よく見れば・・・
テーブルの上にはランプと食器
ディナー.png
さらに地面にはマシェロのためにフカフカのカーペットまで敷いてあるのでした





戻ってきたユピカが両手に持っていたのは
鍋いっぱいのシチュー
鍋いっぱいのシチュー.png
野菜がゴロゴロと入ったミルクたっぷりのシチューはポカポカと湯気を立て、いかにも美味しそうでした






いい匂いにマシェロがクンクンと鼻を近づけると…
「マシェロの分もちゃんとあるから
ほらほら座って」


ユピカはくすぐったそうに笑いました






夜空の下の小さなディナーは大成功
ディナー2.png
頑張って作ったシチューは
甘くて優しい味がしました



「おいしい?」
キラキラした笑顔でユピカが聞くと…








「熱いけど・・・あったかい」

マシェロは呟いたのでした











to be continued…




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最後まで読んで頂きありがとうございました
キッチン.png
お料理っていいなぁ…(*´艸`*)

今後も一緒に色んなものを食べる
ユピカとマシェロの姿を見たいですね





ちなみに・・・
今回ゲストで登場してくださったキュンさん
ありがとうございました!(ノ*>∀<)ノ
lumiolulu カラー きゅん.png
ニコニコでマイクラ動画の投稿をされているので是非是非どうぞ

★キュンさんチャンネル→こちら




次回もユピカのLumiolulu(夢をみる)世界
お付き合いください。

それでは、次の物語でお会いしましょう



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きぃこ様の作られたリソースパック「cocricot」を使用させて頂いております→サイトはこちらです

ユピカのスキン作者くまメイプル様チャンネル→こちらです





posted by yupica at 18:47| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
はじめまして!
素敵な雰囲気のMinecraftですね( ੭ ˙ᗜ˙ )੭
続きも楽しみです♪
Posted by さゆひろ at 2018年03月26日 02:55
>さゆひろさん

はじめましてです。コメントありがとうございます(*´▽`*)

このキラキラした雰囲気を大切に、これからも物語を作っていきます♪続きもどうか見守ってください✨
Posted by yupica at 2018年03月26日 23:05
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