こんにちはyupicaです
Lumioluluの世界へようこそ


ごゆっくりしていってね☕(*´▽`*)
最近すっかり陽が長くなったことに
ビックリしておりますyupicaです(笑)

夕方にふと窓の外を見て明るいと
ついつい嬉しくなってしまいますよね(*´艸`*)
では
物語をのぞいてみましょう

前回はお料理に挑戦したユピカ

材料を集めたり、キッチンを作ったり
頑張りました♪
その結果…
星空の小さなディナーは大成功


温かいシチューに
心の底からポカポカになった1人と1匹なのでした

お料理ってとびっきりの魔法ね(*^^*)
さてさて。
今回はどんなことに挑戦するのかしら?
それでは
物語の世界へ・・・

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ホームの気持ちのいい朝

箱いっぱいの果物や野菜を抱えて
風車から出てくるユピカの姿がありました

"きょうもいいお天気ね"
空を見上げるとユピカはにっこりと笑いました
空を見上げるとユピカはにっこりと笑いました
キッチンが完成してからというもの
すっかりお料理がブームのユピカ
今日のお昼ごはんは…
りんごのサラダにキノコのオムレツ
それから採れたてのミルク!

料理でいっぱいのテーブルを
満足そうに見渡すのでした
それでは
「いっただきまーす!」
「いっただきまーす!」
空いっぱいに挨拶したその時・・・

テーブルの上にぼとりと・・・
大きな雨粒が落ちてきました
ユピカがあっけにとられていると
ぼとりぼとりと
次々に雨粒は落下し・・・
次々に雨粒は落下し・・・

瞬く間に
辺り一面大雨に包まれてしまいました
「大変‼」
ユピカは食器を持って慌ててホームに駆け込むと…

最後にマシェロを室内へ引っ張りこみ
ドアをぴしゃりと閉めました
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いつもよりワントーン暗いホームの室内
恨めしそうに外を眺めるユピカの姿がありました

「これじゃ今日一日は外に出られそうに無いわね…」
叩きつけるような雨音はどんどん激しくなり
遠くでは雷の音さえ聞こえてくるのでした
マシェロはといえば…
室内を興味深そうに見回している様子

"そういえばマシェロがここに来たのって
初めてだったかしら?"
初めてだったかしら?"
ユピカはふと浮かんだ疑問を口にしました

「ねぇ。マシェロって…
いつもどこで寝てるの?」
いつもどこで寝てるの?」
なんでそんなこと聞くのだろうと
不思議そうにマシェロは答えました
「・・・最近は庭かな?」
「雨の日も?」
「雨の日は森の中だね」
「それじゃあ濡れちゃうじゃない!」
ユピカは驚いた様に叫びました
ユピカは驚いた様に叫びました

「・・・いやでもボク羊だしさ」
それに対して
しれっと答えるマシェロなのでした
それに対して
しれっと答えるマシェロなのでした
ふぅん…と
何か考え込むように黙り込むユピカ
それからしばらくして…
キッチンのテーブルで何かを書き始めたのでした

時々難しそうな顔をして考え込んでいるようだけど
一体何をしているのかしら?
やがて1人と1匹は
それぞれの世界に入り込んでいったのでした
それぞれの世界に入り込んでいったのでした

そして
一時間ほど経過したころ・・・

作業が一区切りついたのか
ふぁぁと大きな口を開けてあくびをするユピカ
一方マシェロはといえば・・・
じっと座って窓の外を眺め続けているのでした

「ねぇ…
マシェロは何をしているの?」
マシェロは何をしているの?」
ユピカが静かに声を掛けると・・・
マシェロは眠たそうな目をこちらに向けました

「雨の音を聞いてるだけだよ…」
そう答えると
再び窓の方へとゆっくり顔を戻したのでした
「・・・雨の音?」
ユピカは窓辺に立つと
外の世界へ耳を傾けました
外の世界へ耳を傾けました

すると・・・
ザァザァという雨の音に混ざって
ポトポトと葉っぱを滴るしずくや
屋根をトントン鳴らす雨粒・・・
屋根をトントン鳴らす雨粒・・・
色んな音がユピカの耳に飛び込んできました
隣では・・・
灰色の雨の世界が
マシェロの雪の様な毛並みに神秘的な影を落とし
それはまるでおとぎ話の様に美しい光景でした

ユピカは思わずつぶやきました
「マシェロって白雪姫みたいね・・・」
「マシェロって白雪姫みたいね・・・」
「・・・姫?」
訳が分からないといった様子で
マシェロは顔をしかめました
なんでもないとクスクス笑うユピカ

その様子を窓辺の青い花は
ひっそりと見つめていました
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・
あくる日の朝
柔らかい光溢れるホームの室内

マシェロは静かに目を覚ましました
チュンチュンという鳥の鳴き声に
温かい陽の光
温かい陽の光

ようやく雨は止んだのかと考えていると
外からゴオンという物凄い音!
何事かと外に出ると・・・
森の前でオノをもったユピカの姿がありました

「何してるのさ?」
マシェロが驚いて聞くと・・・
ユピカはにっこりと答えました
マシェロが驚いて聞くと・・・
ユピカはにっこりと答えました
「何って…
マシェロのお家を作るのよ」
「ボクの家?」
マシェロのお家を作るのよ」
「ボクの家?」
戸惑いを見せるマシェロに
ユピカはきっぱりと言いました

「気に入らなかったら使ってくれなくていいわ。
ただ…マシェロを見ていたら作りたくなったの」
マシェロは何も答えることが出来ず
そんなユピカの後姿をただ見ているのでした
こうして始まったマシェロのお家作り

作業は数日に及び…
その間マシェロは
祈るようにその様子を見守りました

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そして数日後の朝・・・
森の入口で番をするように眠っていたマシェロのそばにユピカがやって来ました

ユピカはしばらく
眠るマシェロの様子を見つめていましたが…
やがて・・・
倒れる様に眠りに落ちていったのでした

それから数分後・・・
すれ違うように目を覚ましたマシェロは

まずユピカが隣に倒れていることに驚いて・・・
それから…
目の前に広がる景色にビックリしました
何故ならそこには・・・

昨日までなかった真っ赤なバラの花畑が
広がっていたからです
「これがボクの家・・・?」
マシェロはフラフラと建物の方へ近づきました
それはつい先日、ユピカが自分のために作ってくれたベルをイメージして作ったという建物


「ヘンテコな形…」
マシェロはふっと笑うとつぶやきました
マシェロはふっと笑うとつぶやきました
ここにボクが住むの?
建物の中央には大きな赤い装飾

真っ赤なバラの花をイメージして作ったものだろうとマシェロは思いました
それは陽の光が当たるたびにキラキラと輝き
まるで宝石の様でした
入口には葉っぱで出来たリボンのアーチ

とっても可愛いけど
これってユピカの趣味じゃなくて?
まったくもう・・・。
さらに建物の上部を見れば…
真っ白な不思議な装飾

"これは何だろう?
何かの取っ手みたいだ"
何かの取っ手みたいだ"
今にもクルクル回りだして
面白いことが起こりそうなその雰囲気に
いかにもユピカらしいなとマシェロは微笑むのでした
さらに側面から見ると
それは自分の首元のベルそのものでした

窓の形もリボンもマシェロの知っているベルの形
マシェロが自分の首元を見ると
ベルはコロンと音をたてました
ベルはコロンと音をたてました
建物の裏側は正面同様にバラの装飾が施され
それは海の光を受け、より美しく見えました

隣には・・・
風を受けてそよそよと揺れるバラの海
マシェロはその赤い波を眩しそうに見つめました

・・・赤いバラの花が好きだなんて
ユピカに言ったっけ?
ユピカに言ったっけ?
どうして知っているのだろう
花壇をよく見ようと
丘の上に登ったマシェロは驚きました

何故なら
花壇そのものがバラの花の形をしていたからです

さらに花壇は石や木材など様々な素材で作られていて
いくら見ても見飽きない美しさなのでした

これを作るのに
どれだけ時間がかかったのだろうか・・・?
マシェロがユピカの元へ戻ると…
その泥だらけで傷だらけの白く細い腕は
緑の草原に無防備に投げ出され

すやすやと気持ちよさそうに寝息をたて
眠っているのでした
やれやれとマシェロが隣に腰を下ろすと…
ユピカはふかふかのマシェロの体を抱きしめ
さらに…深い眠りへと落ちていきました

「・・・ありがとう」
マシェロはそっけなく言うと目をつぶり…
やがて夢の世界へ落ちていったのでした

そんな1人と1匹の様子を
バラの花たちはキラキラと見守っていたのでした
to be continued…
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最後まで読んで頂きありがとうございました


雨上がりって…
素敵なことが起こりそうで大好き(*´艸`*)
次回もユピカのLumiolulu(夢をみる)世界に
お付き合いください。
それでは、次の物語でお会いしましょう
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