こんにちはyupicaです
Lumioluluの世界へようこそ


ごゆっくりどうぞです☕(*´艸`*)
3月も中頃となり春らしい恰好をしたいな🌷
なんて思う今日この頃ですが…

まだまだニットの帽子が手ばせない!(>_<)
そんな雪国暮らしのyupicaなのでした
では
物語をのぞいてみましょう

前回はマシェロのためにベルを作ったユピカ🔔

一方マシェロは…
ユピカに青い花を摘んでプレゼントしたのでした
やんわり距離の縮まりつつある1人と1匹ですが…
打ち解けるにはまだ時間が掛かりそうね
さて今回はどんな素敵な事が起こるのかしら?
それでは
物語の世界へ・・・

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明け方の静かな海・・・
海沿いを歩く1匹の羊の姿がありました
白い美しい毛並みに森の様に深い緑の瞳

首元にはバラの飾りのついた可愛らしいベル
それは海風が吹くたびに
コロンと優しい音を立てるのでした
彼の名前はマシェロ

雪の様に真っ白だからとユピカが呼んだ名前
それはすっかりマシェロの体に馴染み、ずっと昔からそう呼ばれていたような感覚にさえなるのでした
やがて海岸を進んでいくと・・
見えてきたのは1軒の家

彼女が「ホーム」と呼んでいる場所…
それはマシェロにとっても
特別な場所になりつつありました
朝日を浴びたホームは想像以上にずうっと美しく
思わず笑みがこぼれました

「ふふん♪」
マシェロが踊るようにステップを踏むと
コロン・・・と
空に向かって音が浮かんで消えていきました
空に向かって音が浮かんで消えていきました
庭へ降りていくと…
聞こえてきたのは賑やかなしゃべり声

"アレか…"
マシェロはうんざり顔を作ると
その音の元へ近づいていきました
ユピカが「ラジオ」と言っていたアレ
"この完璧で静かな世界をぶち壊すものを
わざわざ持ち込むなんて!"
わざわざ持ち込むなんて!"
マシェロには到底理解のできないことでした
―――――一方ユピカは
庭先で家具作りに打ち込んでいました

作業のお供は大好きなラジオ
聴いているのは
先日見つけたお気に入りの番組

遠い世界の魔術を使ったクラフトを教えてくれる番組にユピカはすっかり夢中なのでした
"こんなに楽しくて
自分の知らない世界があったなんて…!"
自分の知らない世界があったなんて…!"
「懲りないね。
いや・・・飽きないね」
いや・・・飽きないね」
突然の声に
ユピカがビックリして振り向くと…
そこにはいつも通り気怠そうな表情のマシェロ

何か失礼なこと言われた気がするけれど…
そんなのもう慣れっこだわ
「なにかご用?」
ユピカは悠然と笑顔を作って構えるのでした
マシェロは顎でスピーカーを指すと言いました
「…それ。そんなに楽しい?」

マシェロは相変わらずラジオの存在が理解できない様で、何かとチクチク文句をつけてくるのでした
私が一人で楽しそうにしてるのが
気に食わないだけかもしれないけど…
ユピカはにっこり笑うと答えました
「とっても楽しいわよ」

「知らないことをたくさん教えてくれるし
音楽はどれも素晴らしいしね」
音楽はどれも素晴らしいしね」
マシェロが何か言い返そうとした
そのとき…
そのとき…
「ちょっと待って。占いが始まったから!」

楽しみにしていたコーナーが始まった様でユピカは
すっかりマシェロに背を向けてしまったのでした
"あーあ。楽しそうにしちゃってさ"

マシェロは座り込むと横目でラジオを睨むのでした
耳を澄ますと…
やっぱり耳障りなしゃべり声
「・・・そんなあなたにオススメなのは料理!
美味しいものを食べて運気アップを目指してね
それではまた明日~♪」
美味しいものを食べて運気アップを目指してね
それではまた明日~♪」
どうやら番組が終わったようで
今更こちらにやってくるユピカ
無視を決め込もうとしたマシェロでしたが・・・

「ねぇマシェロ!わたし決めた!
お料理作る!」
お料理作る!」
突然の大声に思わず反応してしまったのでした
そこには…
キラキラとやる気に満ちたユピカの姿

ホームの建築以来見る眩しい笑顔に…
「・・・。精々頑張ってね」
どうでもいいよと
呆れた様子で返事をするマシェロなのでした
こうして突如始まった
ユピカのお料理で運気アップ大作戦

まず真っ先に向かったのは庭の段々畑

畑ではまるまると太った野菜たちが
収穫の時を待ちわびていました
にんじんにジャガイモに小麦に…
これだけあれば何でも作れそうね✨
それから草原に出ると…
牛さんにご挨拶🐄

「畑で採れた美味しい小麦と
牛さんのミルクを交換してくださいな♪」
悪い話じゃないでしょう?
牛さんのミルクを交換してくださいな♪」
悪い話じゃないでしょう?
こうして集めた材料を持ってユピカが向かったのは…
完成したばかりのキッチン


窓から差し込む優しい光に
ユピカはにっこりと笑いました
葉っぱのアーチをくぐると…
目の前には木製のカウンター


小さな椅子に大切に育てた植物たち
大好きなものを並べた場所は
眺めているだけで幸せな気分になりました
キッチンの奥には小さな収納スペース

何があるのか忘れないようにメモはしっかり!
水道とかまどは窓辺に設置
外の景色を眺めながら料理するのって素敵でしょ?

この本やイスはこれから料理の勉強をする予定で作ってみたのだけど…
素敵なレシピで一杯になるといいな

満足げにキチンを見渡すと・・・
ユピカはご機嫌で料理を始めたのでした

一体どんな美味しいものを
作ってくれるのかしら?
楽しみだわ
作ってくれるのかしら?
楽しみだわ

・
・
・
・
・
そして
すっかり辺りが暗くなった頃・・・
美味しそうな匂いにマシェロは目を覚ましました

カチャカチャという食器の音に楽しそうな鼻歌
何事かとあたりを見渡すと…
ご機嫌で夕ごはんの支度をする
ユピカの姿がありました

「マシェロ、おはよう。
いま準備しちゃうから待っててね。」
いま準備しちゃうから待っててね。」
そう言うと
ユピカはパタパタと家の中へと入っていきました
よく見れば・・・
テーブルの上にはランプと食器

さらに地面にはマシェロのためにフカフカのカーペットまで敷いてあるのでした
戻ってきたユピカが両手に持っていたのは
鍋いっぱいのシチュー


野菜がゴロゴロと入ったミルクたっぷりのシチューはポカポカと湯気を立て、いかにも美味しそうでした
いい匂いにマシェロがクンクンと鼻を近づけると…
「マシェロの分もちゃんとあるから
ほらほら座って」と
ユピカはくすぐったそうに笑いました
「マシェロの分もちゃんとあるから
ほらほら座って」と
ユピカはくすぐったそうに笑いました
夜空の下の小さなディナーは大成功


頑張って作ったシチューは
甘くて優しい味がしました
「おいしい?」
キラキラした笑顔でユピカが聞くと…
キラキラした笑顔でユピカが聞くと…
「熱いけど・・・あったかい」
マシェロは呟いたのでした
マシェロは呟いたのでした

to be continued…
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最後まで読んで頂きありがとうございました


お料理っていいなぁ…(*´艸`*)
今後も一緒に色んなものを食べる
ユピカとマシェロの姿を見たいですね
ちなみに・・・
今回ゲストで登場してくださったキュンさん
ありがとうございました!(ノ*>∀<)ノ

ニコニコでマイクラ動画の投稿をされているので是非是非どうぞ
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次回もユピカのLumiolulu(夢をみる)世界に
お付き合いください。
それでは、次の物語でお会いしましょう
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