こんにちはyupicaです
Lumioluluの世界へようこそ

ごゆっくりどうぞです☕(*´艸`*)
ブログを始めてから
よく絵を描くようになったのですが…
作業は大体アナログとCG半々くらいでやっております

どちらも好きなので気の向いた方で楽しんでます

こちらもマイクラと同じく
長く続けたい趣味ですね~(*´▽`*)
それでは
Lumioluluの世界をのぞいてみましょう
前回は・・・

不思議な白い羊に導かれ、
運命の場所に巡り合ったユピカ
ここにホームを建築することにしたのだけれど…
どうもこの羊さん…
怪しい感じがするのよね~

しかもマシェロなんて名前まで付けちゃって!
ユピカったら・・・
まだまだ先行きが心配ね(笑)
ではでは
物語の世界へいってらっしゃい・・・
物語の世界へいってらっしゃい・・・

♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦
その夜、ユピカは夢を見ました
夢の中では
ユピカは素敵なお家に住んでいました

"可愛い雑貨にふかふかのベッド
たくさんのお花と動物に囲まれたガーデン"
たくさんのお花と動物に囲まれたガーデン"
それはとても暖かくて幸せな心地でした

これが…私の求めているホーム?
やがて・・・
白い光に包まれて
ユピカは湖の畔の草原で目を覚ましました

ここは、昨日たどり着いた湖…
いつの間にか眠ってしまったのね
それにしても"夢みたいな夢"を見ていたわ
ぼうっとしていたユピカは"何かフワフワしたもの"を抱きしめていることにようやく気が付きました

それは雪の様に美しい毛並みの1匹の羊でした
すぅすぅと寝息を立ているようです
私ったら!
この子をお布団代わりにして眠ってしまったみたい!
この子をお布団代わりにして眠ってしまったみたい!
「ごめんねマシェロ」
ユピカは羊を起こさないようにそっと立ち上がると
海辺の方へと歩きました

朝の海はキラキラと希望の光に満ちていました

そしてユピカはここにホームを建てようと決意したことを思い出したのです
ユピカはその光を受け止めるようにうなずきました
「あの夢みたいな夢を
私は必ず作ってみせる!」
私は必ず作ってみせる!」

こうして・・・
ユピカのホームづくりが始まったのです!
ブロックを積んでは壊して、ため息ついて
一つ作っては大喜びして
一つ作っては大喜びして

それは決して簡単な作業ではありませんでした
服は汚れて手も傷だらけ
しかし、ユピカの表情は明るく満ち足りていました
そんなユピカの様子を見ていた1匹の羊は
ようやくふうっと笑ったのでした

作業に没頭するユピカを眩しそうに眺め…
やがて眠りへと落ちていきました
幸せな夢に包まれながら

そして・・・
マシェロが再び目を覚ました時
目の前にそのお家がありました
「 …………きて!
ねぇ、マシェロ起きて!」
ねぇ、マシェロ起きて!」
夢の世界からマシェロを呼び起こしたのはユピカの声

その姿はボロボロで…
だけどとびきり明るい笑顔をしていました
「見て!ホームが完成したの!」
マシェロは吸い寄せられるように家へ近づきました

その顔はとても不思議そうでした
何故なら…それが
夢にでてきた家にそっくりだったのです!
木と石で作られた優しい風合い

色褪せた石の表情の一つ一つが夢の中の記憶と一致することにマシェロは驚きました
大きく描かれたアーチはにっこりと微笑み
そんなマシェロを優しく見下ろしています

―――ホーム…
心の中に浮かび上がったのはその言葉でした
さらにマシェロは家の隅々まで見始めました
こちらは玄関

木の階段と装飾はとても暖かく
訪れた人を安心させる優しいデザインです
さらに窓辺では…
ステンドグラスが陽の光を受けてきらきら輝いて

そこから差し込む光は美しく
特別なものに感じられました
マシェロは建物の側面に回ると
もっと驚いたのでした!

まるでそれが
小さな教会の様な姿をしていたからです
心から求め、さまよいたどり着いた場所
まるでそれを象徴するかのようでした
しかし…その奥にあるのは十字架ではなく
心を映す鏡


覗き込むと
そこに見えるのはきっと彼女の心の内そのもの
一見正面と同じに見える裏側はよく見ると屋根の形が違っていることにマシェロは気が付きました


三角の屋根が大きく塔のように作られています
ここに登れば
あのヘンテコなパンツの塔がよく見えそうだ
マシェロは思わずふっと笑みをこぼしたのでした
何より目を引いたのは屋根の装飾
まるでくるくる回るオルゴールの様


ぶら下がったランプは楽し気で
くるんと渦巻いた形は羊の角の様に自由で
"いいね。これ
まるで、キミの頭の中を
覗き込んでいるような気分だよ"
まるで、キミの頭の中を
覗き込んでいるような気分だよ"
その先端は天へ向けてまっすぐ!

最後までよく頑張ったのだと
マシェロは感心して…それを眺めていました
そして・・・
隣を見れば嬉しそうに自分を見ているユピカ

「どう?素敵なお家でしょ?」
その無防備すぎる姿に
ついにマシェロはこらえきれなくなったのです
ふっと笑うと言いました
「キミは一人で随分と楽しそうだね。
独り言が好きなの?」
独り言が好きなの?」

初めてユピカの目を見て
初めて言葉を投げかけました
一方ユピカはマシェロがしゃべった事実に
ただただ…びっくりしていました
色んな言葉が頭の中を巡り巡って
思わず口から飛び出たのは・・・
思わず口から飛び出たのは・・・

「じゃあ…あなた
本当の名前はなんていうの?」
本当の名前はなんていうの?」
すると・・・
マシェロは得意げに答えるのでした

「マシェロ。
ボクの名前はマシェロだよ」
ボクの名前はマシェロだよ」
to be continued…
♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦
最後まで読んで頂きありがとうございました


ついにホームが完成しましたね
一方マシェロに関しては
とんでもない事件が起きたようですが…
今後2人の関係はどうなっていくの⁉(・△・*)
次回もユピカのLumiolulu(夢をみる)世界にお付き合いください。
それでは、次の物語でお会いしましょう
♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦
★きぃこ様の作られたリソースパック「cocricot」を使用させて頂いております→サイトはこちらです
★ユピカのスキン作者くまメイプル様チャンネル→こちらです